MBTI診断を受けてみたものの、
「当たっている気もするけど、どこか違和感がある」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はこの感覚、多くの人が抱いています。
そして私は、この「しっくりこなさ」こそが健全な自己理解の入口だと考えています。
この記事では、
- なぜMBTI診断がしっくりこないのか
- オンライン診断の限界とは何か
- 幼少期の経験から「本当の自分」を見抜く具体的な方法
これらを現場で実際に使っている視点から解説します。
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なぜMBTI診断が「しっくりこない」のか?
結論から言うと、理由はシンプルです。
オンラインMBTI診断は「その時点の自己申告」にすぎないからです。
回答には、
- 今の環境への適応
- 理想の自分像
- 過去の評価や刷り込み
が無意識に混ざります。
そのため、診断結果は
「本来の自分」ではなく「今、そう振る舞っている自分」を映すことが多いのです。
視点①|MBTIは「報告されたタイプ」真逆が出ても普通
MBTIには、混同されやすい3つのレイヤーがあります。
- レポートタイプ:診断の結果(変動しやすい)
- ベストフィットタイプ:検証の末に「これが一番しっくりくる」と感じるタイプ
- トゥルータイプ:生得的な傾向(人生で完全一致しないことも多い)
「診断で出たタイプ=自分」と思うほど、違和感は増します。
MBTIは診断ではなく、仮説を立てるためのツール。
ここを理解するだけで、混乱はかなり減ります。
視点②|「ハマった遊び」と「得意科目」が本質を7割語る
私が自己理解で最初に見るのは、
社会に出る前、特に小学生頃までの体験です。
理由は明確で、
役割・評価・空気に合わせる前の「素の傾向」が残っているから。
ハマった遊び=エネルギーの向き
- 一人遊び(読書・絵・工作など)→ 内向(I)傾向
- 集団遊び(鬼ごっこ・ドッジボールなど)→ 外向(E)傾向
重要なのは、どちらが多かったかではなく、心が自然に求めていた方向です。
得意科目=思考のクセ
- 国語が得意 → 構造・文脈・意味理解が強い
- 物理・数学が得意 → 法則・論理・客観性が強い
- 歴史・地理が得意 → 俯瞰・関係性・世界認識が広い
ここに、MBTIの指標では見えない「認知の使い方」が現れます。
視点③|「できたこと」を強調する人ほど、そこに不安がある
自己分析でよく見かける「私の強み」
実はここにも、重要なヒントがあります。
人は当たり前にできることを、わざわざ強みとして書きません。
つまり、強調される「できたこと」の裏には、
- それができない自分への不安
- そうあるべきだという思い込み
が隠れている可能性が高い。
強みを見るときは、
「なぜ、それを強みと言いたくなるのか?」まで掘ると、自己理解が一段深まります。
視点④|事実の裏にある「感情」を読むと、本当の自分が見える
過去のエピソードを語るとき、人は事実だけを切り取ります。
しかし重要なのは、その行動が生まれた背景の感情です。
例えば「幼少期に一人で遠くまで行けた」という話。
これは美談にもなりますが、
- 構ってもらえなかった寂しさ
- 早く自立せざるを得なかった環境
が隠れていることも少なくありません。
事実ではなく、感情を読む。
これが、MBTIでは絶対に見えない領域です。
よくある質問(FAQ)
Q. MBTI診断は意味がないのですか?
意味はあります。ただし「答え」ではなく「仮説」として使うのが適切です。
Q. 幼少期の記憶があまりありません
遊び・得意科目・嫌だったことなど、断片で十分です。感情が動いた記憶を優先してください。
Q. ベストフィットタイプはどうやって見つける?
診断結果と実体験(疲れる/自然にできる)を照らし合わせ、時間をかけて検証します。
まとめ|MBTIが合わない人ほど、自己理解は深まる
MBTI診断に違和感があるのは、
あなたが浅い自己理解で満足できない人だからです。
本当の自己理解は、
- 幼少期の体験
- 行動の癖
- 感情の動き
こうした自分史の再読から始まります。
もし今日できることが一つあるなら、
「小学生の頃、何の遊びに一番ハマっていたか」
そして「なぜそれが好きだったのか」
を思い出してみてください。
そこに、MBTIのラベルでは説明できない
「本当のあなた」が眠っています。
