息子のそばにいたかった——私が“在宅ワークを叶えるママ”を増やしたい理由

目次


「もっと、息子のそばにいたかった」——この想いが、私の原点です。

私は現在46歳。息子は23歳になりました。
振り返れば、育児と仕事の両立に苦しみ、自分を責める日々が長く続きました。
そんな過去を持つ私が、今「在宅ワークを叶えるママを増やしたい」と心から願って活動している理由をお話しさせてください。

【息子が3歳の頃、働き方に迷い始めた】


息子が3歳の頃、私は保育園に預けてフルタイムで働いていました。
毎日が時間との戦いで、心身ともに疲れ果てていました。
ある日、体調を崩して動けなくなったとき、ふと気がついたのです——「もっと息子と一緒に過ごしたい」と。
その気持ちに正直になり、私は思い切ってパートに切り替える決断をしました。

【母の病気とパートの葛藤】


けれども、人生は思うようには進みません。
その後、母が病気になり、私は「そばにいてあげたい」という気持ちでいっぱいでした。
けれど、育児とパートの両立は想像以上に厳しく、パートを休めば家計はすぐに苦しくなってしまう現実がありました。
母のもとに行くための時間も体力も、そして心の余裕もなかったのです。

【限界を迎えた心と体】


あの頃の私は、「なんで私だけ…」と何度も涙を流しました。
母の看病を優先すれば、生活が成り立たない。
でも、家族を守るには働くしかない。
誰にも頼れず、全てを一人で抱え込むしかなかったのです。


職場に向かうことが苦痛で、何をしていても気持ちが晴れない。
息子の笑顔を見ても、どこか心から笑えない自分がいたのです。

【教育費との闘い、そして気づき】


息子が中学生になり、塾代がかかり、高校受験、そして大学受験へと進んでいきました。
そのたびに、教育費や生活費のプレッシャーがのしかかり、外に働きに出ざるを得ない現実に悩みました。
仕事の後に買い物をして、帰宅後すぐに夕飯を作り、息子の学習サポートも…と、忙しい毎日を過ごしていました。
幸いその時は好きな仕事をしていたこともあり、充実はしていましたが、やはり、仕事を頑張ると家事に使える時間が少なくなり、今ではもっとバランスの良い食事を息子に作ってあげられていたらよかったなと思っています。

【在宅ワークとの出会い】


そんな日々を過ごす中、ふと目にしたSNSの投稿。
「パソコン1台で好きな時間に在宅ワークしています」
その言葉に、私は衝撃を受けました。

「そんな働き方、本当にあるの?」「それって特別な人だけなんじゃないの?」
疑いと希望が入り混じった気持ちでした。
けれど、それが今の私の原点となったのです。

【働き方は、自分で選べる時代】


私がこの年齢になってようやく気づいたのは、
「働き方は、自分で選べる時代になっている」ということ。

パソコン一台で、自宅で、家族のそばで、
そして自分の体調やペースに合わせて働けるスキル。
それは、かつての私が心から欲しかったものです。

【同じように悩むママたちへ】


今、同じように悩んでいるママたちへ伝えたいのです。

あなたは、もっと自由に働いていい。
あなたは、もっと自分を大事にしていい。
そして、あなたには「選べる力」があるのです。

【そして今、私が伝えたいこと】


私は、子育てが落ち着いた今、
ようやく「自分の人生を楽しむ」ことに目を向けられるようになりました。
でも、それまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

だからこそ、今、在宅ワークという働き方を伝える活動をしています。

これは、過去の私に届けたかったメッセージです。

在宅ワークは、決して簡単な道ではありません。
だけど、子どもと向き合いながら、自分のペースで、
確かな収入を得ることは可能です。

そのために必要なのは、少しの勇気と、学ぶ意志、
そして、最初の一歩を踏み出す行動力だけです。

今、あなたが「変わりたい」と思ったなら、
それはもう、人生を動かすきっかけになっているのです。

大丈夫。
私がその道を歩いてきたからこそ、言えることがあります。

「あなたにも、できるよ」

在宅ワークを叶えるママを増やしたい。
それは、過去の私自身へのリベンジであり、
これからのあなたへのエールです。

ここから、一緒に歩き始めましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次